住宅に備えるべき性能

住宅豆知識

こんにちは、ふみたです。


このブログのタイトルにもあるように、私が目指すのは高性能なお家です。

性能と聞くと、スマホで操作が出来たりするような近代的な機能があったり、グレードの高い設備があったりそんな事をイメージしてしまいそうですが、私の場合はそうではありません。(もちろんあると便利で嬉しいですが)




今回は私が住宅において最優先して備えたい性能というものをご紹介します。



耐震性能

建物にとって地震は最大の天敵とも言えます。

その地震から守るための性能の一つが「耐震性能」です。

POINT

耐震等級3が最も地震に強い

耐震性能を示す基準として耐震等級というものがあります。

法律に定められた基準に基づいて3段階の評価がされます。高い耐震等級の基準を満たす建物は低いものと比べて、いざ地震が起こった時に倒壊や損傷のリスクが少ないことはもちろん、火災保険料の軽減や税金の控除などのメリットが得られる場合もありますので、自身の建てるお家がどの等級を満たす建物なのかは気にしておきたい所です。



断熱性能

エアコンなどで暖めたり冷やしたりした建物の中の気温を外に逃がしにくくするための性能です。

少ないエネルギーコスト冬はより暖かく、夏はより涼しく過ごすことができるというだけでなく、建物の中の温度差を出来るだけなくすことによりヒートショックなどのリスクも軽減します。

POINT

断熱は国や団体によって基準がバラバラ

断熱性能や省エネ基準の指標として

  • 断熱等性能等級(国土交通省)
  • ZEH(経済産業省)
  • HEAT20(2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会)


などの基準がありますが、いずれも建物の熱損失量を外皮面積で割った数値である「UA値」という値が評価基準の一つとなります。

断熱材の厚みや素材、開口部の建具の性能などがUA値に大きく影響しますので最初の建材コストは上がってしまいますが、長期的に健康で快適な暮らしを少ないエネルギーコストで手に入れる事ができます。



気密性能

窓を閉め切った状態であったとしても、建物には意図しない隙間が存在します。

古い家などの揶揄として「すきま風がひどくて…」なんて言い方をすることもありますが、現代の新築住宅でもそんな隙間があるのです。

POINT

気密が悪いとせっかくの耐震・断熱性能が無駄になる可能性も

その建物の床面積1㎡あたりの隙間面積を表す数値をC値(相当隙間面積)と言います。

C値が低いほど気密性能が良いとされますが、気密性能が良くないと住宅にとって様々な問題を引き起こします。

断熱性能の低下

隙間が多いと外気が入りやすくなるため、UA値とは関係なく熱くて寒い、エネルギーコストのかかるお家になってしまう。

換気能力の低下

途中で穴の空いたストローでは飲み物を飲みにくいのと同じように、換気扇が空気をひっぱる力が弱くなるため、人が暮らすのに必要な新鮮な空気の確保ができない。

湿度によるカビの発生により建物の寿命を縮めてしまう原因になりかねない



このように、せっかく備えた耐震性能、断熱性能も台無しにしてしまう可能性すらあります。気密は長く快適に暮らすうえで必要な性能です。

また、C値の算出は建物がほぼ出来上がった時に測定で行われます。耐震等級やUA値のように設計の段階で計算で行うことが出来ません。職人さんによる丁寧な気密施工が要となります。



まとめ

自分の住む家が地震に強くないお家だった場合、安心・安全に暮らすことが出来ないことはもちろん、いざ地震が起こった時に補修、最悪の場合建て替えが必要になってしまいます。

断熱性能が低いお家だった場合、光熱費は高いけれど冬は寒い、夏は暑い、さらに熱中症やヒートショックなど、生命を脅かすリスクにさらされることになってしまいます。

気密性能が低いお家だった場合もエネルギーコストがかかってしまうことはさることながら、湿気によるダニやカビ、シックハウス症候群などの健康リスク、建物の構造の劣化のリスクまでも背負うことになります。


私が最優先するのは家族が安心・安全で健康で快適な暮らしのできる住宅ですが、大きな金額をかけて手に入れるわけではありません。むしろ住宅の補修・メンテナンスや光熱費、健康被害にあった時の医療費などを考えると安く済ませることになるでしょう。


住宅においての価値観は人それぞれですが、それを差し置いてもこれらの性能は絶対に備えるべきものではないでしょうか。

この記事を読んでくださった方の家づくりに少しでも役立てばと思います。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。



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