こんにちは、ふみたです。
ようやく設計打ち合わせの日程が決まりそうです。
これから着工まで怒涛の日々になりそうな予感…
その前に解決しておきたい、電柱問題の続きです。
返答は?
申し込み時に空いていた区画から電柱が建たないと聞いていた所を選んだ
我々の敷地にかからない場所に移設することを希望
という私たちの要望に対して
他の区画への移設はやはり難しいようです
お向かいの列に移すにはどこかで支線を張らないといけない
同じ列で他の区画に移すには電線の距離的に難しい
という理由で電力会社的にも厳しそうとのこと。
そこを何とかしてください、というお願いだったんですけどね。
しかしこのまま文句を言い続けていても前には進みませんので、我々の妥協案を投下します。
現在電柱は、前回の記事で紹介したように道路側から見たときに、家の外観を遮るような形で建っています。
これを下の画像のように向かって左端に移すことが出来れば…
道路側からの見た目的に遮るものがないという所と、
門柱やカーポートなど、外構の計画的にもこちらのほうが断然良いという結論になりました。
せめてこれくらいは何とかお願い!ということで再び不動産屋さんの担当の方とのやり取りです。
でしたら向かって右の現在の電柱の位置から左端への移設ならどうでしょう?
え?それで大丈夫なんですか?
まぁ今の位置よりは良いです
でしたら再度、電力会社に確認してみます!
これはもしかしたらいけるかも…??
妥協案に対する返答
今建っている電柱を逆サイドに移設する案・・・その答えは
やはり難しいみたいです
距離的には恐らく可能
しかし、電線を張るスケジュールに間に合わない
この時すでに電線を張るスケジュールが迫っており、それを延期させるとなると1ヵ月以上先になってしまうので…とのこと。
電線を張ってふみたさんに土地を引き渡した後、有料かつ敷地内なら移設可能、とのことです。料金は見積もり次第ですが何十万かと・・・
そうですか・・・その代金は我々の負担になると・・・
見積もりがあがってこないと何ともですが、現状はそうなります
そうですか・・・
今の場所からの移設はすぐには出来ない
移設するとしても費用負担、かつ敷地内移設になる
(現在の電柱お隣の区画との境界線上にあるが、移設先は完全に敷地内)
と結局、我々の要望は一つも叶えられない結果となってしまいました。
この問題で学んだこと
この問題において気を付けておくべきだったポイントです。
造成前、造成中の土地には注意
完成していない状態のものを購入する事にはリスクがあります。
電柱以外にも、間口や奥行きなどの広さの面で思ったより狭いといった事や、完成が遅れたことで打ち合わせや着工のスケジュールも変わってしまう…
など、完成している実物を見て決める場合には起こらない事が起こってしまう可能性があります。
これは注文住宅自体にも同様の事が言えると思います。
建売や中古住宅では起こらない「思ってたのと違う」が起こらないように、施主は自己責任で仕様や予算の計画を行う必要があると感じました。
契約書や重要事項説明に記載のない事は記録で残す
電柱の位置の確認は口頭で確認したのみで、記録として残っているわけではありません。
建物は決める事がたくさんあるため、打ち合わせを記録として残すというのは理解していましたが土地に関してはその考えが抜けていました。
私たちの場合も不動産会社の担当の方も最初はそのことを覚えていなかったようですし、それに限らず記録が残っていなければ後でどうとでも出来ます。
我々も、もし契約前に聞いた電柱の件を記録として残しておけば
あらかじめその区画に電柱が建たないように計画してもらえる
失念していたとしたら不動産会社さんの責任で移設してもらえる
といった事が可能だったかもしれません。
大事にしたいことは任せるのではなくその都度確認
私たちの場合、電柱の事は契約前に一度確認した後はそのことには触れることもなく、引き渡し間近になって実際に建ってから気づきました。
もう少し早く気づいておけば、最悪向かって左側への移設や計画変更はやってもらえたかもしれません。
「最初にそう言ったから当然そうでしょ」と思わず、大事にしたいことはその都度確認を行う事はこれから建物を建てる工程はもちろんのこと、今後の人生で起こるであろう出来事においても大切だということです。
まとめ
これから土地を購入しようと思われる方、特に造成前の新規分譲地でお考えの方
土地は一点ものなので「そこが良い」と思ったら早めに行動する事は良い事だと思います。
完成を待ってから…だと私たちもこの分譲地に希望の区画は買えていなかったかもしれません。
しかし、
思っていたのと違う
最初はこう言っていたのに
このような事をなくすためにも買主は自分で調べ、大事なことは記録し確認を行うことが大切です。
目的は問題が起こった時に文句を言う事ではない
土地を購入するにあたって用途地域や水道、電気、ガス等の供給に関することなど、契約の際に必ず説明されること以外にも、実際にそこに住もうとする買主が大事にしたいことはたくさんあると思います。
一生に一度の買い物ですから、それが叶わないと知った時に誰かのせいにして文句を言いたくなりますが、
それらすべてを人のせいには出来ませし、したとしても解決できるとも限りません。
目的は、問題が起こった時に文句を言うことではなく幸せに暮らすことだと思います。自分の力で未然に調べ、準備しておくことが一番確実な方法なのです。
それが少しでも叶うように良かったことも失敗したことも発信していきたいと思います。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
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