こんにちは、ふみたです。
こちらの記事に続いて泉北ホームの“ホームページには載っていない”基本情報第二弾です。
注文住宅において必ずおこなう工程が打ち合わせです。
多少の仕様変更ができる場合を除いて建売の戸建て住宅や分譲マンションにはこの工程はありません。
だからこそ打ち合わせは注文住宅の醍醐味であり一番の悩みどころでもあると思います。
しかし打ち合わせの時間や期間は無限にあるわけではありません。
次回の打ち合わせまでにショールームに行く時間がない
打ち合わせ終わってからいい情報見つけたのに採用できない…
もっと調べる時間があれば良かった
打ち合わせには回数や期日に制限があることがほとんどなため、打ち合わせの最中や終わってからこのような悩みや後悔を抱えてしまう方は多いと思います。
そういったポイントを少しでも減らすには、前もってスケジュールの把握をしておくことが大切です。
泉北ホームを含む住宅メーカー数社で検討中の方
泉北ホームと契約し打ち合わせを行う前の方
今回はこのような方に向け、
泉北ホームにおける打ち合わせのスケジュールについて
についてご紹介します。
家づくりをより楽しく、住み始めてから後悔の少ないものにするために参考にしてもらえると嬉しいです。
ぜひ最後までご覧ください。
泉北ホームの打ち合わせについて
泉北ホームの契約後の打ち合わせは主に
設計打ち合わせ:建物本体、構造の仕様を決める
インテリア打ち合わせ:住宅設備の選択、建具の色柄、外壁、照明などを決める
の2本立てで行われます。
設計打ち合わせを終えてからインテリア打ち合わせに進むという流れになります。
また打ち合わせ回数は設計、インテリアそれぞれ3回づつまでとなります。
打ち合わせの時期は?
泉北ホームでの打ち合わせは契約から約1~3ヵ月後に始まり、約3~4ヵ月の期間を要します。
設計打ち合わせとインテリア打ち合わせにそれぞれ1ヵ月半づつといった感じです
この後着工から引き渡しまで約4ヵ月半、契約から引き渡しまでの期間は大体9~10ヵ月前後になることが多いようです。
下記リンクの契約後の流れや、他施主さんの情報を参考にしました
契約から打ち合わせまでの期間はショールームを見に行ったり、お家に関する情報を収集し後の打ち合わせに活かしたりできる期間です。お家づくりを始めるための準備期間といってもよいでしょう。
契約前に行う情報収集や準備も大切ですが、契約後はより現実的に自身のお家をイメージしながら準備することができます。
また、設計、インテリア打ち合わせがそれぞれ1ヵ月半に3回であれば2週間に1回のペースとなり、その間にもショールームに行ったり打ち合わせでの持ち帰り項目を検討する時間もありそうです。
我々の打ち合わせスケジュールについて
これまで我々が実際に経てきたスケジュールをご紹介します。
2020年5月下旬・・・契約
2020年10月中旬~11月中旬・・・設計打ち合わせ
2020年12月上旬~12月下旬・・・インテリア打ち合わせ
2021年1月下旬・・・地盤改良工事、着工
契約から打ち合わせまで:約4ヵ月半
設計打ち合わせ期間:約1ヵ月
インテリア打ち合わせ期間:約1ヵ月
先ほどご紹介した打ち合わせスケジュールと比べて、打ち合わせ開始時期が遅く、打ち合わせ期間が短くなっています。
まずはその理由からご紹介します。
土地の造成の遅れにより打ち合わせ開始時期が遅れる
我々は当初、8月下旬から9月上旬には打ち合わせを予定していると聞いていました。
それが10月中旬と約1ヵ月半も遅れてしまったワケは土地の造成の遅れによるものです。
我々が購入した土地は新しく宅地として開発された土地でした。
2020年8月中には造成が完了し引き渡しの予定でしたが、8月中旬にまだこの状態。
結局、造成が完了し測量ができたのが9月下旬となったため、初回の打ち合わせが10月中旬となりました。
造成前の土地の購入を検討される方は、
下記記事の件などもあわせてご注意ください。
打ち合わせ開始の遅れによる弊害
ちょっと着工日、2週間ほどずらしましょうか
というようにはいかないようで、
打ち合わせ開始が遅れた分、着工までの期間が短くなり打ち合わせの間隔が短くなってしまいます。
どう考えても打ち合わせを行う期間がなかったり、スケジュールに無理がある場合は逆に数ヵ月単位で遅らせるみたいですね。
そうなると打ち合わせの間に、ショールームに行く時間を設けることができない、検討期間が短いなどの問題が出てきます。
やはり打ち合わせ前後は、担当の方から提案頂いたことについて調べたり、ショールームでサンプルなどをみたり、検討する時間を設けたくなります。
こういった時間が満足に作れないと、
まだ決めかねてることがあるけど、締め切りも迫ってるし…
と、諦めたり納得していないまま決めることになってしまいかねません。
スケジュールの組み方
理由は様々だと思いますが打ち合わせが当初の予定より遅れてしまうことは珍しいことではないと思います。
そんな時に図面決定日、最終仕様書確認日などの重要な日程や締め切りを把握しておくことで終盤になってバタバタとするということを防ぐことができます。
図面決定日
お家を建てる前には、どういった建物を建てるのかを役所に申請する必要があります。
容積率、建蔽率、北側斜線制限などの様々な基準に適合していなければいけません。好きなように決めて好きなように建てられるわけではないんですね。
建築基準法に基づいて行う建築確認申請や、長期優良住宅の認定を受ける場合はその申請も着工前に行う必要があります。
ざっくり言うと図面決定日とは、これらの申請に必要なお家の仕様を決める期限です。
建物の構造、間取り、開口部など申請に必要な項目はこの期限までに決めなければいけず、それ以降は変更することができないものもあります。
泉北ホームでは設計打ち合わせを先に行いますが、基本的にはこの図面決定日までに設計打ち合わせを終わらせることになります。
建築申請に関係のない下地補強、造作、スイッチの場所などは設計打ち合わせが終わってから追加、変更してもらったものもありました。
我々の場合は設計打ち合わせ開始が10月中旬だったのに対して、図面決定日が約1ヵ月後の11月中旬でした。
またそれを知ったのが11月上旬の2回目の打ち合わせの時だったので、
そこから翌週に泉北ホーム本社のモデルハウス見学を入れ、その翌週に最終打ち合わせを入れ何とか図面決定日(少し過ぎ)に間に合わせ、その間にいくつかショールーム見学を入れるために、
急遽休みを取ることになったり、少し無理をするスケジュールになったりとせわしなかったです。
最終仕様確認日
住設や建材、照明など打ち合わせで決めてきたことの内容に間違いがないかを確認し書類に判を押す最終仕様確認という工程があります。
役所に提出するわけではないですが、これを元に様々な発注がかかるためこの日までにインテリア打ち合わせを終わらせておく必要があります。
我々の場合、この最終仕様確認自体は1月上旬に郵送でのやり取りで行いましたが、インテリア打ち合わせは12月上旬に始まり、年内に終わらせる必要がありました。
インテリア打ち合わせでの決定項目は色、柄、質感などのためにショールームでもう一度確認してから決めたいことも多かったですが、やはり期間が短かったため、閉店30分前のショールームに駆け込むことも何度かありました。
図面決定日にしろ最終仕様確認日にしろ、我々がそれを知ったのは結構ギリギリでした。
打ち合わせが始まる前か遅くても初回打ち合わせ時にその日程の確認をしておけば、そこに照準を合わせてもう少し余裕を持ったスケジュールを組むことができると思います。
打ち合わせだけでなくモデルハウスやショールーム見学もスケジュールに組み込もう
先ほど述べたように、打ち合わせをしていくと図面やカタログだけではわかりにくい
実際の広さ、大きさ
色や柄、質感
などが気になってきます。
特にインテリア打ち合わせでは、設備、床、壁紙、外壁など色柄や仕様などの組み合わせが膨大にあります。
打ち合わせの最中も床や外壁材などのサンプルを使って組み合わせてみたり、そこで見ることの出来る部屋や設備を参考にしてみたりしますが、細かくやっているとその日の打ち合わせの時間が全然足りなくなってしまいます。
まずは自分たちでメーカーのショールームなどを見学し2,3択くらいにしぼってから、打ち合わせ時にインテリアコーディネーターさんにアドバイスをもらいつつ決定する。
そこでの決定がどうしても難しいようなら再度ショールームに行ってから現物をみて最終決定をする。
という事のためにも打ち合わせの前後にショールームへ行く時間を設けることも考えてスケジュールを組むのがオススメです。
またこの記事でご紹介したように、設計打ち合わせ時には途中でモデルハウスを見ておくと、図面ではピンとこない大きさや広さが現物と比較できるため自分が建てるお家をイメージしやすくなります。
計画している間取りや窓、各居室や間口の広さなどに対する不安要素がかなり減ったように思います。安心して着工を迎えられるだけでなく、完成してからの後悔ポイントも減るのではないでしょうか。
個人的には、本社に一般的なサイズのモデルハウスが丸々入っている所は、泉北ホームの一番の推しポイントです。
まとめ
泉北ホームでは契約から1~3ヵ月後に打ち合わせ開始
設計、インテリアそれぞれ約1.5ヵ月の期間で行う
打ち合わせ開始が遅れると、打ち合わせ期間、間隔が短くなる
図面決定日、最終仕様確認日をあらかじめ確認しておく
ショールーム、モデルハウス見学もスケジュールに組み込む
今回は泉北ホームの打ち合わせスケジュールについてご紹介しました。
我々は土地の造成の遅れや、大体のスケジュール感を把握していなかったためにバタバタした打ち合わせとなりました。
そのために、見積もりも取らず比較すらあきらめた項目もあり後悔していることもあります。
ですが、設計打ち合わせも実質4回と多めに行って頂いたり、打ち合わせ後も細かい仕様変更や追加に応じてくださった、設計士さんとインテリアコーディネータさんには感謝しております。
打ち合わせ後、着工が始まってからも細かい確認の連絡をしてくださいます。
他の住宅メーカーの対応はわからないので比較はできませんが、もしかしたらこういった融通はあまり利かないものなのかもしれません。
結果的に優柔不断なのにもかかわらず打ち合わせ期間が短くなってしまった我々にとっては、このように柔軟に応じてくださる住宅メーカーを選んで良かったと思っています。
この記事を読まれた方が自身に合った住宅メーカーとめぐり合い、後悔のない打ち合わせを行うことができれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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