こんにちは、ふみたです。
前回のキッチン編に引き続き泉北ホームの住宅設備と我が家で選んだ設備【浴室編】です。
浴室を選ぶポイントとしては
掃除のしやすさ、汚れにくさ:素材や形状、掃除機能の有無
快適性:広さ、浴槽の素材と形状、機能の有無
見た目:色柄のバリエーション、照明の仕様
などがあります。
泉北ホームの標準仕様は4メーカーそれそれの各プランから選択することになるのですが、
上記ポイントのうち何を重視するかによって選択するメーカーや仕様が変わると思います。
今回は泉北ホームで選ぶことのできる浴室と仕様、我々が選んだ浴室の仕様とオプションについてご紹介します。
この記事によってこれから注文住宅を検討されている方には
各メーカーの浴室の特徴と魅力
泉北ホームを例とした標準仕様の基準
などを知っていただき、ご自身のご家庭に合ったお風呂選びの参考にしていただければと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
泉北ホームで選択可能な浴室と仕様
まずは泉北ホーム / プレミアム仕様で選ぶことの出来る浴室についてです。
またまた大手家電メーカー、パナソニックの浴室からの紹介です。
フラットライン照明や酸素美泡湯といった機能が入ったプランもありキッチン同様、さすがは家電メーカーという印象です。
出典:パナソニック バスルーム照明より
また浴槽や水栓、カウンター等にはスゴピカというオリジナル素材を標準で採用しています(プランによって一部違う仕様もあり)
有機ガラス系素材のため、樹脂のものと比べても汚れが付きにくく落ちやすいそうです。
私の場合は水栓はメタルのほうが好みでした。
泉北ホーム標準としては
・A.酸素美泡湯プラン①:酸素美泡湯+壁4面同色パネル
・B.酸素美泡湯プラン②:酸素美泡湯+壁1面をアクセントパネル(他3面は白系パネル)+フラットライン照明
・C.サイズアッププラン:1621の広い浴室+壁1面をアクセントパネル(他3面は白系パネル)+フラットライン照明
の中からいずれかを選択します。
さらに、これらのプランによって選べるパネルグレードや浴槽グレードも違うようです。
特にスゴピカ素材の浴槽が標準となるのはCのプランで、他のプランではアクアマーブル人造大理石浴槽が標準となります。
1.25坪の浴室を計画されておられる方はスタイリッシュな照明とハイグレードな浴槽を備えたオフローラのCプランはおすすめです。
我が家は1.25坪の浴室は難しく、酸素美泡湯の優先度も高くないため
オフローラは残念ながら選択肢に入りませんでした。
リクシル / アライズ
住宅設備、建具メーカーのリクシルです。
掃除がしやすく、素足でも冷たくないキレイサーモフロア、取り外しができて掃除がしやすいまる洗いカウンター、快適に入浴ができるミナモ浴槽など、快適性と掃除のしやすさを兼ね備えた浴室です。
出典:リクシル アライズ:施工イメージより
特にミナモ浴槽と合わせて入れることのできるパールクォーツ人造大理石の浴槽は、触った感じの滑らかさと見た目の高級感とで浴槽単体では一番好みの浴槽でした。
泉北ホームの標準仕様は
・A.浴室テレビプラン
・B.アクアジェットプラン
・C.パールクォーツ浴槽プラン
・D.1620サイズプラン
の中からいずれかを選択します。
アライズの場合、仕様とプランが名前の通りでわかりやすいのですが、水栓、照明などがプランによって選べるものが違うので注意が必要です。
個人的にはCのパールクォーツ浴槽プランは浴槽に加え、ワイドレバー水栓、ダウンライトなど魅力的な要素が多いです。
Dの1620サイズプランも同様にワイドレバー水栓、ダウンライトが標準となりますので1.25坪の浴室の計画が可能な方はおすすめです。
TOTO / サザナ
きれい除菌水による床ワイパー洗浄や、他メーカーの浴室の床と比べて柔らかくひんやりとしないほっカラリ床、その他お掃除ラクラク人大浴槽・カウンターにより、掃除の手間がかなり省けそうな浴室です。
また浴槽は光沢感と滑らかさがあり、高級感のある仕様となっています。
泉北ホーム標準仕様は
・A.断熱材パックプラン:浴室全体を断熱材で包むように施工するプラン+4面同色パネル
・B.きれい除菌水プラン:床ワイパー洗浄の機能が付いたプラン+アクセントパネル
サザナはプランによる選択できるものの違いはあまりありません。
また、パナやリクシルのような1.25坪浴室へのサイズアッププランはないのですが、どのプランを選んでも1616より少し広い1717というサイズになります。
浴室は1坪しかとれないけど広いお風呂が良い、という方にはおすすめです。
タカラスタンダードの浴室の特徴としては壁4面がホーロー製であるということはさることながら、
我々にとっての最大の魅力はキープクリーンフロアです。
出典:タカラスタンダード キープクリーンフロアより
他メーカーにはない高級感のある磁器タイルのこの床の存在だけで、
他のどの部分の仕様が下回ろうともリラクシアを選ぶ(嫁さま談)
と言うほど、一時期はここまでリラクシア株が上がっていました。
またタカラスタンダードには、耐震システムバスという地震に強いお風呂という特徴もあります。
出典:タカラスタンダード 耐震システムバスより
他メーカーの浴室は点で支えるような構造なため、大きな揺れがあると傾いてしまう事があるのに対し、タカラスタンダードの浴室はフレームで支える構造をしているため、そういった可能性が低いそうです。
布基礎とベタ基礎の違いのようなものでしょうか??
泉北ホーム標準仕様は他メーカーのようにプランを選ぶ方式ではないのですが、どこでもスピーカー、開き戸、磁石タイプの小物収納棚など、他にはない設備が付属します。
磁器タイルの床、耐震構造なども踏まえてオリジナリティのある仕様ですが、欠点として
標準の浴槽がFRPだということ
他メーカーが人工(人造)大理石浴槽が標準なのに対してタカラだけはFRP浴槽・・・
やっぱりそれだけホーローにコストかかってるんですかね??
我が家で採用した浴室について
結論から言うと浴室はTOTO / サザナを選びました。
他メーカーそれぞれに我々にとって魅力的な要素がありましたので、浴室は他の住宅設備と比べて大いに悩みましたがそれらを浴室を抑え、サザナを選んだ理由をご紹介します。
サザナを選んだ理由
譲れない浴槽素材
嫁さまが絶賛するキープクリーンフロアを備えるタカラのリラクシアは、他メーカーの浴槽の標準仕様が人工(人造)大理石なのに対して唯一FRP浴槽でした。
FRP浴槽はこれまで暮らしてきた賃貸マンションなどの浴槽にも使われている素材ですが、やはり水垢などの汚れが目立ちやすく、取るのも大変です。
やっぱりお風呂は常にキレイな状態を保っていたいという観点でも人大浴槽のほうが良いのではないかと思いました。
そのためリラクシアにする場合は、オプションでキープクリーン浴槽(人造大理石)にするということが(私から嫁さまに対する)条件でした。
しかし見積もりを取ってもらうとやはり中々な額で、それなら標準で人大浴槽を選ぶことができるものにする
とのことでキープクリーンフロアを諦めリラクシアは選択肢から外れることとなりました。
きれい除菌水の可能性を信じて
浴室は掃除が大変です。
にもかかわらず、怠ってしまうと汚れやカビなどが目立ってしまったり、余計に掃除が大変になってしまう箇所でもあります。
浴室を常にキレイに保つには毎日簡単に掃除ができる&汚れが付きにくいことが大切です。
床や浴槽などの素材は各社ともに、掃除がしやすく汚れにくい素材を使用されていることを推していますのでそれほど差があるとは思いません。
唯一、掃除面での差はTOTOにはきれい除菌水による床ワイパー洗浄という機能があることです。
この機能はそういった掃除の負担を少しでも解消し、楽にキレイで清潔な浴室を保つことが出来るのではないかと考えました。
総合して
その他、1坪でも他メーカーより少し広い、水洗や浴槽の形状が好み、エプロン部分も人工大理石、エプロン内側に水が入りにくい(定期的に外して掃除するような仕様ではない)・・・
など細かいですが魅力的な要素も相まってサザナにすることになりました。
サザナ / 泉北ホームの標準仕様
そんなサザナの泉北ホームでの標準仕様詳細です。
プラン:断熱パックプラン、きれい除菌水プランから選択
浴槽:お掃除ラクラク人大浴槽(形状はゆるリラ浴槽、クレイドル浴槽、スクエア浴槽から選択)
床:お掃除ラクラクほっカラリ床
水栓:2WAYタッチ水栓
ミラー:縦長ミラー
ドア:折れ戸
壁パネル:断熱パックプラン→4面、きれい除菌水プラン→1面をハイグレード以下のパネルから選択(プレミアムのみオプション)
カタログでいうとPタイプに人工大理石浴槽と断熱パックやきれい除菌水などのオプションが付いた状態が泉北ホームの標準です
我が家で採用した仕様とオプション
プラン:きれい除菌水プラン
浴槽形状 / 色:クレイドル浴槽 / ジュエリーホワイト
床:お掃除ラクラクほっカラリ床 / ラグ調ホワイト
ミラー:ワイドミラー☆
ドア:開き戸+タオル掛け☆
壁パネル:パティオベージュ☆
選択した仕様とオプション(☆付きのもの)です。
プランはもちろんきれい除菌水プランを選択しました。
全体の色は白をベースに、アクセントパネルは意外と安価で入れることができたプレミアムグレードのパティオベージュを採用しました。
ほっカラリ床の色柄とパネルの組み合わせには結構苦労しましたが、最終的にサザナのカタログの表紙と全く同じ組み合わせに。
メーカーの推す組み合わせに勝るものはないですね
また、オプションでワイドミラー、開き戸+タオル掛けを採用しました。
ワイドミラーは見た目だけの好みで、開き戸は見た目と掃除のしやすさで選びました。
また小物棚はマグネットタイプの、汚れやヌメリが付きにくそうなものを自分で調達する、とのことで標準でついているものを外しました。
以上が我が家で採用した仕様とオプションとなります。
サザナ:オプション価格まとめ
・アクセントパネル(1面)、プレミアムグレード変更 / 約1万円→採用
・開き戸変更:約1万円→採用
・タオル掛け追加:約0.5万円→採用
・ワイドミラー変更:約1万円→採用
まとめ
サザナはPタイプという元々最上位&浴槽やきれい除菌水などの機能が付いた状態が標準だったので少ない費用で理想の浴室ができたと思っております。
ただ、浴室は他の住設と比べ各メーカーそれぞれに魅力的な仕様があり悩みました。
夢の浴室を作るとしたら
サザナをベースに浴槽をリクシルのパールクォーツ人造大理石浴槽、床をタカラのキープクリーンフロアに、照明をパナのフラットライン照明に・・・。
こんなお風呂があったらいくらまで追加料金出すかなぁ
以上、泉北ホーム標準仕様と、我が家で採用した浴室のご紹介でした。
浴室選びの参考にしていただけると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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